過ぎゆく日のアリア 張りつめていく旋律
かつて使徒の刃は 心臓を抉り出していた
それは遠い軌跡 赤と黒の生贄
やがて使徒の刃は 残虐と呼ばれていた
「時代」と云う 悪戯の罠
腐食した紫色の供物
滅びゆく 無知故の過失
二度と集う事も無い―ミサ―
~ancient~
誠実のエデンでは 誰もが幻覚を受け入れ
明日を繋いでる真実の 終焉を擦り抜けた
やがて降りた主 変わり果てた光景
かつて使徒のピエロは 彼の皮膚を纏って踊った
「傷跡」は消えない悲しみ
今はもう過去の物語
そしてまた 盲目のベーゼ
縛られたままに壊れ逝く
~ancient~
七色の夜を待つ 瞬く星達は寡黙に
未来を繰り返す旋律を 静かに奏でてる
~ancient~
罪深きエデンへと 誘う聖典のソプラン
まるで原罪を憂う様な 調べを奏でている